ポケトーク(POCKETALK)には「グローバル通信2年付き」、「Wi-Fi(ワイファイ)」の2つのモデルがあります。
どちらもインターネット接続が必要なので、翻訳して「ギガ数(データ容量)がどれだけ消費するのか?」気になるところですよね。
- ポケトークは1回翻訳で100KB消費する。
- 100KBは0.0001GBなので消費するギガ数は少ない。
- ポケトークが1日で使える通信量は100MB。
ポケトークは、1回の翻訳で約0.1MBしか消費しないので、100MB/日を超えることはまずありません。
ポケトークで100回翻訳したとしても、ギガ数は「0.01ギガバイト(GB)」の消費で、30日間毎日100回翻訳しても「0.3ギガバイト(GB)」しか消費しません。
逆に、ポケトークで1ヶ月1ギガバイト(GB)減らす方が難しいくらい、データ通信量の消費は少ないので、ギガ数(通信量)を気にする必要は全くありません!
なので、ポケトークのWi-Fiモデルを「ポケットWi-Fi」や「テザリング機能」でネット接続させても、ギガ数なんて気にせず安心して使えます!
ポケトークのギガ数(通信量)が減りにくい理由
ポケトーク(POCKETALK)は、翻訳するのに音声データをやり取りしているイメージがあるのではないでしょうか?
ですが、ポケトークに話しかけて録音された音声は、インターネット(クラウド)上でテキスト(文字)データに変換されるので、翻訳結果を受信するポケトークには「テキストデータ」が送られてくる仕組みになっています。
「音声データ」よりも「テキストデータ」でやり取りする方が、消費するデータ容量が少ないので、ポケトークの翻訳に費やすギガ数(通信量)を削減できるんです。
受信した翻訳結果(テキストデータ)は、ポケトーク本体の「音声合成ソフトウェア」を使用して変換されているので、音声として利用者(ユーザー)に翻訳されています。
音声合成ソフトウェアは、東芝デジタルソリューションズ株式会社が開発・販売している「RECAIUS(リカイアス)音声合成ミドルウェア ToSpeak(TM)」です。
このように、ポケトーク本体に「音声合成ソフトウェア」を実装することで、利用者(ユーザー)がデータ容量をあまり気にすることなく利用できるようになっています。
ポケトークで翻訳するのに消費するギガ数(通信量)
ポケトーク(POCKETALK)が翻訳で消費するギガ数(通信量)について、具体的に解説していきましょう。
速度制限になるギガ数(通信量)
ポケトークのグローバル通信(2年)で、1日に使用できるデータ容量は「100メガバイト(MB)」です。
KB キロバイト | MB メガバイト | GB ギガバイト | |
---|---|---|---|
1翻訳 | 100KB | 0.1MB | 0.0001GB |
10翻訳 | 1,000KB | 1MB | 0.001GB |
100翻訳 | 10,000KB | 10MB | 0.01GB |
1000翻訳 | 100,000KB | 100MB | 0.1GB |
100メガバイト(MB)だと、あまりピンとこないかもしれませんが、ポケトークは「1翻訳あたり約100KBを消費」しますので、お互いの会話(翻訳)数が1000回で、およそ100メガバイト(MB)になります。
なので、普通に考えて1日に1,000回ポケトークを使ってコミュニケーションを取ることは、ほぼありえないと思います。
なので、ポケトークが速度制限になるような心配をする必要はありません。
もし、ポケトークの翻訳結果が遅くなったと感じる場合は、速度制限ではなく「電波状態が悪い」可能性があるので、場所を移動してから試してみるのが良いでしょう。
翻訳に使用するギガ数を時間に換算
1回の会話時間を5秒として、ポケトークで翻訳した場合、
時間 | GB ギガバイト | KB キロバイト | |
---|---|---|---|
1翻訳 | 5秒 | 0.0001GB | 100KB |
10翻訳 | 50秒 | 0.001GB | 1,000KB |
100翻訳 | 8.3分 | 0.01GB | 10,000KB |
1000翻訳 | 83分 | 0.1GB | 100,000KB |
先ほどのギガ数(通信量)をもとに換算すると、約83分ずっと休まず継続して翻訳すると、100メガバイト(MB)に達してしまうことになります。
ですが、1翻訳するのに5秒かからない会話もありますし、逆に10秒くらいかかってしまう場合もあります。
なので、上記の表は、あくまでも「目安となる時間」ということです。
また、1日に使用するポケトークの翻訳回数は、どんなに多くても100回前後でしょうから、ビジネスで毎日使ったとしてもギガ数はあまり消費しませんので、不安に感じることはありません。
ポケトークをテザリングで使う時のスマホの通信プラン
ポケトーク(POCKETALK)は、スマートフォン(iPhone、Android)のテザリングを利用して使用することもできます。
そこで、ドコモ、au、ソフトバンク、それぞれのキャリアでどの通信プランなら、ポケトークで消費するギガ数(通信量)を気にせず利用できるのか、解説していきましょう。
各キャリアの通信プラン
docomo・au・SoftBank各社の通信プランをみていきましょう。
docomo(ドコモ)通信プラン
docomo(ドコモ)の通信プランは、「eximo」と「ギガホ」プランがあります。
- eximo:1GB ~ 無制限。
- ahamo:20GB・100GB。
- irumo:0.5GB/3GB/6GB/9GB。
eximoやahamoの通信プランを利用しているなら問題ありません。
ですが、irumo(0.5GB/3GB/6GB/9GB)の通信プランを利用している場合、毎月どのくらいのギガ容量を使っているのか確認してみましょう。
もし、契約している通信プランのギガ数を毎月ギリギリまで使っている場合は、速度制限にならないように気をつけましょう。
スマートフォンの月額料金に負担をかけるのであれば、ポケトークグローバル通信モデルを購入する方がおすすめですね。
au(エーユー)通信プラン
au(エーユー)の通信プランには、「使い放題MAX」、「スマホミニプラン」などがあります。
「使い放題MAX」を利用している場合は問題ありませんが、「スマホミニプラン」を利用している場合は、毎月どのくらいのギガ容量を使っているのか確認してみましょう。
なので、「スマホミニプラン」を利用している場合は、ポケトークグローバル通信モデルの方が、通信料金を安くおさえることができます。
SoftBank(ソフトバンク)
SoftBank(ソフトバンク)の通信プランには、「メリハリ無制限」や「ミニフィットプラン+」、「スマホデビュープラン」があります。
メリハリ無制限プランであれば、特に問題もありません。
ですが、ミニフィットプラン+は、データ使用量によって料金が変化するので、ポケトークをテザリングで使用する前に確認しておくのがおすすめです。
また、スマホデビュープランのデータ通信量は1GBしかありませんので、「スマホのデータ通信量」と「ポケトークのデータ通信量」の合計によっては、速度制限になってしまう可能性も考えられます。
各キャリアのおすすめデータ通信プラン
ポケトーク(Wi-Fiモデル)をテザリングで使う場合、
- docomo・・・ahamo(アハモ)
- au・・・使い放題MAXシリーズ
- SoftBank・・・メリハリ無制限
というように、ギガ数の大きいプランで使用するのがおすすめです。
毎月ギガ数(データ通信量)を使った分だけ料金がかかるプランだと、あまりデータ通信量を必要としないポケトークでも、月額料金が高くなってしまうケースがあるということです。
それは、ポケトークが使用したギガ数(データ通信量)が原因ということではなく、スマホのデータ通信量が多くなった場合でも同様のことが考えられます。
ですので、毎月使用できるギガ数が少ないプランであれば、ポケトークのグローバル通信モデルを購入するほうがお得ですね。
まとめ(ポケトーク使用で消費するギガ数)
ポケトーク(POCKETALK)が消費するギガ数(データ通信量)について解説してきました。
ポケトークは、データ通信量の消費をおさえるために、ポケトーク本体に「音声合成ソフトウェア」を実装し、翻訳結果のデータを「音声データではなく、テキストデータ」で受信しています。
受信した翻訳結果(テキストデータ)を、ポケトーク端末内部で音声データに変換しているので、翻訳に使用するギガ数(データ通信量)が少なく済んでいるんです。
なので、ポケトークは、消費するギガ数(データ通信量)をあまり気にすることなく使用できます。
現在、ポケトークWの価格は、定価からかなり値下がりしているので、この機会に夢の翻訳機「ポケトーク」をゲットしちゃいましょう!