翻訳機の中で最も人気があるのが「ポケトーク(POCKETALK)」です。
そこで、大人気のポケトークに「欠点や不満に感じるところはあるのか？」、「どんなデメリットがあるのか？」気になるところですよね。
- オフラインだと使えない。
- 料金システムが分かりにくい。
- 標準保証の対象が自然故障のみ。
- テキスト入力で翻訳できない。
- ストラップホールが小さくて付けにくい。
くまブロガーポケトークを使って感じたデメリットは、上記の5つです。
特に気になるデメリットは、やっぱりオフラインで使えないことです。
携帯電話の電波が届かない、もしくはWi-Fiに接続できないと、ポケトークは全く機能しなくなってしまいます。
オフラインで使えない理由を考えれば納得できますし、実際にポケトークを使っていても、圏外になることはほとんどないので気にせず使えますね。
ポケトーク全機種(モデル)に共通するデメリット
ポケトーク(POCKETALK)全機種(モデル)に共通するデメリットについて解説していきましょう。
オフラインで使えない
ポケトーク(POCKETALK)は「オフライン(インターネット未接続)」で使用することができません。
くまブロガーポケトークが圏外「電波(3G、4G、LTE)が届かない地域」だと、何もできないということです。
ですが、ポケトークがオフラインで使用できないのは、「翻訳精度を高く維持するため」といった理由があります。
もちろん、ポケトーク本体に翻訳するためのデータを保存しておけば、オフラインでも翻訳できるようにすることは、記述的に可能でしょう。
しかし、ポケトーク本体に保存しておける翻訳データには限りがありますし、必要最低限の翻訳しかできません。
仮にオフラインで翻訳できたとしても、きちんとコミュニケーションできるような結果じゃないと意味がないですよね。
オフラインで使用できないことはデメリットですが、翻訳精度の良し悪しを考えると、仕方ないのかなと思っています。
料金システム(仕組み)が分かりにくい
ポケトーク(POCKETALK)は「契約不要、月額料金なし」という言葉が先行していて、具体的にどれだけ料金がかかるのか分かりにくいんですよね。
グローバル通信2年モデルとWi-Fiモデルの違い
「グローバル通信2年モデル」と「グローバル通信なし(Wi-Fiモデル)」で料金や通信費の仕組みを解説していきます。
ポケトークは、機種によって「グローバル通信2年付き」と「グローバル通信なし(Wi-Fi)」があります。
くまブロガー現在、ポケトークで２つのモデルがあるのは、ポケトークSだけです。
| モデルの違い | グローバル通信 2年モデル | グローバル通信 なし(Wi-Fiモデル) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 機種 | W | S | S Plus | W | S | S Plus |
| 月額料金 | なし | なし | なし | ー | なし※2 | ー |
| 通信費 | なし | なし | なし | ー | なし※2 | ー |
| 3年目以降 の更新料 | あり※1 | あり※1 | あり※1 | ー | なし※2 | ー |
※1）グローバル通信継続利用は別途更新料が必要。
※2）通信手段によって別途費用が必要。
ポケトーク「グローバル通信2年モデル」を購入すると、本体代金に「月額料金」や「通信料金」が含まれているので、2年間はすべて無料で使い放題です。
3年目以降継続して使うための更新料
また、グローバル通信を3年目以降継続利用する場合は、別途「利用期間によって更新料」が必要になります。
グローバル通信を更新するには、
| グローバル通信 を延長する期間 | オンラインでの 延長手続き | プリペイドカード 購入による延長 | 物理SIMカード 購入による延長 |
|---|---|---|---|
| 2週間 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) | ー |
| 1年間 | 4,950円(税込) | 5,500円(税込) | ー |
| 2年間 | ー | 11,000円(税込) | 11,000円(税込) |
というように、延長する期間によって更新料がかかります。
くまブロガーグローバル通信を3年目以降更新しなくても、Wi-Fi(ワイファイ)機能を利用すれば、同じように使用ができます。
ポケトーク「グローバル通信なし(Wi-Fi)」を購入すると、インターネットに接続する環境(公衆無線LAN、モバイルWi-Fi、テザリング機能)によって、別途通信費がかかる場合があります。
ただ、Wi-Fiモデルのポケトークは、月額料金や通信料だけでなく、3年目以降の更新料も一切かかりません。
標準保証(1年)は自然故障のみが対象
ポケトーク(POCKETALK)を購入すると、標準保証(1年間)が付いています。
ですが、この標準保証の内容は、「自然故障のみ対象」となっているので、「落下」もしくは「水没」というような過失によって故障させてしまった場合は保証されません。
あくまでも、ポケトークの説明書通り正しい使い方をしていて、自然に故障した場合に無償で「修理」もしくは「交換」をしてもらえます。
もし、「落下」や「水没」でも保証してもらいたい場合は、別途3,278円(税込)の「ワイド延長保証サービス(3年)」へ加入が必要になります。
ワイド延長保証サービスは、オプションですので加入する必要はありませんが、ポケトークを利用する場所や頻度によっては加入しておくのがおすすめです。
テキスト(文字)入力から翻訳ができない
ポケトーク(POCKETALK)は、音声翻訳機です。
くまブロガーなので、Google翻訳のように「テキスト(文字)入力して翻訳」することができません。
特に、日本人は恥ずかしがり屋さんが多いので、テキスト入力での翻訳機能を求める人が多いようです。
ポケトークを開発する会社「ソースネクスト」は、ユーザー(お客様)の声や要望に応じて、機能を追加してくれる傾向にあるので、今後の動向に期待しましょう！
ネックストラップが付けにくい
ポケトーク(POCKETALK)本体には、ストラップホールがついているんですが、どの機種も少し付けづらいです。
「ストラップホールが小さくて付けづらい」という要望があったようで、最新型ポケトークSのストラップホールは少し大きめに作られました。
ですが、実際にポケトークSにストラップを付けてみると、なかなかストラップホールに通せなかったので、もう少し大きめに改善されると良いですね。
ポケトーク機種(モデル)別の欠点(デメリット)
ポケトーク(POCKETALK)全3機種、それぞれの欠点(デメリット)を見ていきましょう。
初代ポケトーク(POCKETALK)
- ディスプレイ画面が小さい。
- タッチパネル非搭載。
- 通信速度(3G)が遅い。
- Bluetooth機器が使えない。
- 翻訳履歴の保存が20件しかできない。
- ストラップホールがない。
初代ポケトークは1番最初に発売されたものですので、ユーザーからは改善して欲しい要望が多かったようですね。
初代ポケトークは、すでに販売だけでなくサービスも終了しています。
ポケトークW(POCKETALKW)
- ストラップホールが小さい。
- 翻訳ボタン2つあって間違えやすい。
ポケトークWは、初代ポケトークの改善点や要望に対応してリニューアルされているため、デメリットもずっと少なくなりました。
くまブロガー実際にネックストラップを付けて、ポケトークWを長時間首から下げていると、肩が凝ってしまうことがあるんですよね。
また、ポケトークWは画面が大きくなって、翻訳ボタンも2つでシンプルなデザインになったんですが、いざ使ってみるとボタンを押し間違えることが多いことが分かりました。
ポケトークS(POCKETALKS)
- バッテリー消費が多い。
- ストラップホールがまだ小さい。
ポケトークSは、ポケトークWでの要望を改善しつつ、あらたに機能が追加されたので、1番人気がある機種(モデル)になっています。
くまブロガーですが、唯一残念なのは、「バッテリーの消費量」です。
| バッテリー消費 による項目 | ポケトークS | ポケトークW |
|---|---|---|
| バッテリー | 1200mAh | 2200mAh |
| 連続待受時間 | 約60時間 (約2.5日) | 約240時間 (約10日) |
| 連続翻訳時間 | 約270分 | 約420分 |
| 充電時間 | 約105分 | 約135分 |
バッテリーの表をみても分かるように、ポケトークWの方がバッテリー容量が大きいので、「連続待受時間」、「連続翻訳時間」どちらも長く持ちます。
それでも、ポケトークSには、「カメラ翻訳機能」や「英会話学習機能」といった新機能が追加され、より多くの用途(使い道)で使えるのが人気の理由です。
ポケトークS Plus(POCKETALK S Plus)
ポケトークS Plusは、ポケトークSよりもバッテリー容量が大きくなりました。
くまブロガーまた、画面サイズも大きくなったので、ポケトークSよりも使い勝手が良くなっています。
ポケトーク S Plusは、ポケトークSの機能や性能はそのまま引き継がれているので、個人的にポケトークシリーズの中では1番おすすめの機種ですね。
まとめ(ポケトークの欠点、デメリットについて)
ポケトーク(POCKETALK)の欠点(デメリット)について解説してきました。
ここ数年で、ポケトークは「音声翻訳機といえばポケトーク」というくらい有名で人気商品になりました。
これだけ世間に認知されて人気があり、売れているポケトークにも、欠点(デメリット)はあります。
ここまで紹介してきたポケトークの欠点は、実際にポケトーク全機種を使ってみた個人的な感想が多く含まれています。
くまブロガーですが、人によって欠点の感じ方は違うので、また別の見解を持っている人も多くいるはずです。
それでも、人気があるということは、欠点(デメリット)を超える「高い翻訳精度」や「多機能」といったメリットが上回っているからだと感じています。
実際に使ってみると、ここまで紹介してきたポケトークの欠点も、それほど気になるものではないというのが本音です。
ポケトークSに関しては、カメラ翻訳機能はとっても便利ですし、AI英会話レッスン機能を使えばひとりで学習できるので、使っているだけで楽しい気持ちになれます。
ですので、ポケトークは「海外旅行、ビジネス、語学学習」など、あらゆるシーンで活躍してくれるので、ポケトークと一緒に旅行することを考えるだけでワクワクしますね！