ポケトーク(POCKETALK)は、オフライン(ネット未接続)で使用できないため、翻訳するにはインターネットに接続しないと使うことができません。
インターネットに接続するということは、「会話の内容(翻訳履歴)、個人情報の漏洩」や「ポケトーク端末のコンピュータウイルス感染」など、セキュリティ面がどうしても気になってしまいますよね。
- ポケトークの翻訳データは暗号化されている。
- ブラウザが使えないのでウィルス感染リスクが低い。
ポケトークで会話した翻訳データは、暗号化されているので漏洩の心配はありません。
また、ポケトークは、スマートフォン(iPhone、Android)などで、インターネットに接続するよりもはるかにセキュリティーは安全です。
理由は、ポケトークはAndroidOS端末ですが、スマートフォンのように、ブラウザ(Safari、Chromeなど)でWebサイトを見ることができません。
また、グローバル通信(3G、4G、LTE)でインターネット接続しているので、Wi-Fi接続よりもずっと安全です。
なので、セキュリティ面を心配する必要はないので、安心してポケトークのある生活を始めましょう!
ポケトークのグローバル通信とWi-Fi接続の安全性
ポケトーク(POCKETALK)をインターネットに接続するには、
- グローバル通信(3G、4G、LTE)
- Wi-Fi(ワイファイ)
のうち、いずれかの方法で使用することができます。
3G、4G、LTEによるグローバル通信
ポケトークのグローバル通信(3G、4G、LTE)は、インターネットに接続するために「携帯通信事業者(docomo、au、SoftBankなど)が利用するネットワーク」を経由しています。
つまり、いつも使っているスマホやタブレットと同じ方法で、ポケトークもインターネットに接続して翻訳しているということです。
また、データは外部から「盗聴・なりすまし・改ざん」といった不正行為がされないよう暗号化されているので、セキュリティも安全ですね。
Wi-Fi環境(暗号化あり)
ポケトークのシステムを更新したり、不具合を修復するための「ソフトウェア更新」を実行する場合、Wi-Fi環境に接続しないと更新できません。
なので、ポケトークは、グローバル通信(3G、4G、LTE)だけでなく、Wi-Fi(ワイファイ)環境に接続しても使用することができます。
職場や自宅のWi-Fi環境であれば、暗号化の設定をして「セキュリティ対策」をしておけば、グローバル通信(3G、4G、LTE)と同じように安全です。
また、WiMAXなど「モバイルWi-Fi」も暗号化の設定ができるので、安心してポケトークを利用することが出来ます。
Wi-Fi環境(暗号化なし)
ポケトークを外出先で使う場合、フリーWi-Fiに接続する場合もあると思いますが、誰でも自由に利用できるフリーWi-Fiスポットは「暗号化されていない」場合があります。
暗号化されていないWi-Fi環境でインターネット通信を行うと、外部から「盗聴・なりすまし・改ざん」といった不正行為のリスクが高まります。
なので、ポケトークに限らず、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、外出先でインターネットを使用する場合は、出来るだけフリーWi-Fiを使わない方が良いでしょう。
ポケトークがコンピュータウイルスに感染する可能性
スマートフォンやタブレットと同じように、ポケトークもインターネットに接続しているなら「コンピュータウイルスに感染するの?」というような疑問もありますよね。
ポケトーク本体のシステムは「Android(アンドロイド)OS」ですので、コンピュータウイルスに不安を感じる方もいるでしょう。
ですが、ポケトークがコンピュータウイルスに感染する可能性はほとんどありません。
なぜなら、ポケトークは、スマートフォンやタブレットのように、ブラウザ(Chrome、Safariなど)でWebサイトを開くことが出来ないからです。
コンピュータウイルスの感染は、「メールに添付されたファイル」や「インターネットにあるWebサイト」によるものがほとんどですので、どちらも出来ないポケトークがコンピュータウイルスに感染する可能性はほとんどないということになります。
ポケトーク「紛失・盗難」で個人情報が漏洩するリスク
ポケトーク(POCKETALK)をインターネットに接続する場合、「暗号化されていないフリーWi-Fiに接続しない」といった対策をすれば、比較的安全に利用することができます。
ですが、ポケトークを「紛失・盗難」にあった場合は、セキュリティ上どのように対処すべきか解説していきましょう。
ポケトーク本体におけるセキュリティ
ポケトーク本体におけるセキュリティの仕組みについて解説していきます。
ポケトークの翻訳データにおける安全性
ポケトークの翻訳データがどういうように扱われているのかも気になるところですよね。
「ポケトーク」の翻訳データは、機密情報も個人情報に含め、プライバシー・ステートメントに則り厳重に管理しております。
引用元:ポケトーク公式サイト
翻訳時の通信は暗号化されており、傍受できない仕組みになっております。
詳細につきましては、「プライバシー・ステートメント」の「1. 収集している個人情報及びその目的」に記載しておりますので、ご参照ください。
ポケトークで会話をした際の翻訳データは暗号化されています。
インターネットのデータを暗号化してやり取りするように、ポケトークの翻訳データも暗号化されているので、セキュリティ面も安心です。
ポケトーク端末内にある情報
ポケトーク端末内にある情報は、端末情報などポケトーク本体に関する情報のみなので、「紛失・盗難」にあった場合でも、個人情報が漏洩する心配はありません。
ソースネクスト公式HPのマイページに、購入した製品情報を登録しておけば、後からポケトークのシリアル番号も確認できるので、万が一不正利用されたとしても安心です。
ポケトークを「紛失・盗難」にあってしまっても、不正に利用することは考えにくいですが、アフターサポートを受けるためにも、購入後は製品登録しておくのがおすすめです。
POCKETALKセンターにある情報
ポケトークセンターは、ポケトークの翻訳履歴をクラウド上(ポケトークのサーバー)に保存しておけるサービスです。
ポケトークを「紛失・盗難」にあっても、ポケトークセンターにログインするには、ポケトークセンターのアカウント(メールアドレス、パスワード)が必要です。
なので、万が一ポケトークをなくしてしまっても、簡単に不正ログインされることはありません。
もし、ポケトークの翻訳履歴をサーバー上に保存したくなければ、POCKETALKセンターと連携しないで使うこともできます。
POCKETALKセンターと連携しない場合、ポケトーク本体だけに翻訳履歴が保存されるので、履歴を削除する時には注意が必要です。
結局、ポケトークを「紛失・盗難」にあってしまっても、不正利用されるような個人情報が漏洩することは、ほぼありえませんので、あまり心配する必要はありません。
ポケトークの「紛失・盗難」でトラブルにならないよう、ネックストラップなど付けて首から下げるのがおすすめですね!
まとめ(ポケトークセキュリティーの安全性)
ポケトーク(POCKETALK)セキュリティーの安全性について解説してきました!
インターネットに接続する以上、100%安全とは言い切れません。
ですが、ポケトークはブラウザ(Chrome、Safariなど)でWebサイトが開けないので、「スマートフォン」や「パソコン」といった端末に比べると、はるかに安全です。
また、ポケトークの翻訳データは暗号化されているので、傍受できない仕組みにいます。
スマートフォンのGoogle翻訳アプリを使えば、ポケトークの必要はないという人もいますが、翻訳のためにスマートフォンを使うとなると、海外で「紛失・盗難」にあったら、どうすることもできませんよね。
「ポケトークなら紛失しても良い」というわけではありませんが、言い換えると「ポケトークだけで良かった」ということにもなるので、翻訳ツールとして持っていると何かと安心です。
現在、ポケトークW(グローバル通信2年)が「14,850円(税込)」ですので、海外旅行やビジネスのためにも早めに購入しておくのがおすすめです!