ポケトーク(POCKETALK)W・Sは、インターネットに接続して翻訳するシステムなので、維持費がかかるイメージを持たれる方は多いでしょう。
そこで、ポケトークを購入するのに「月額料金はいくらかかるのか?」、「どういった維持費が必要なのか?」気になるところですよね。
- ポケトークはどの機種も維持費は無料。
- 購入から2年間の維持費は本体代金に含まれている。
- 3年目以降は、使い方によって費用が発生する。
ポケトークは、W・Sなど機種に関係なく維持費は無料です。
ポケトークは買い切りタイプですし、インターネット接続による通信料も本体代金に含まれているので、購入から2年間は費用が一切かかりません。
3年目からは、内臓されたグローバルSIMが使えなくなるので、同じように使いたい場合は別途更新料が必要です。
ただ、ポケトークにはWi-Fi機能があるので、グローバルSIMの利用はできなくなっても、フリーWi-Fiやスマホのテザリング機能で使えます。
なので、ポケトークを購入すれば、基本的に維持費やランニングコストを気にせず使うことができますね!
ポケトーク(OCKETALK)W・Sの維持費が無料の理由とは
ポケトーク(POCKETALK)W・Sの特徴は、購入するモデルに関係なく「すべて買い切りタイプ」ということです。
ポケトークにおける料金の仕組み
最初にポケトークW・Sを購入する代金を支払ってしまえば、2年間は維持費(ランニングコスト)が無料です。
モデル (機種) | ポケトークW | ポケトークS |
---|---|---|
本体価格 (税込) | 9,900円 | 32,780円 |
通信費 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 無料 | 無料 |
年会費 | 無料 | 無料 |
更新料 | 更新(2年後) | 更新(2年後) |
2年間の通信料など、ポケトーク本体価格にすべて含まれているので、すべてのの機能が無料で使えます。
なので、ポケトークはWやSなど機種に関係なく、本体代金に通信費など月額料金が含まれているので、購入から2年間はずっと使い放題ということです。
3年目以降もSIMを使う場合は更新料が必要
ポケトークを2年間使い続け、3年目以降も同じ環境で使いたい場合は、グローバルSIMの更新料が必要です。
同じ環境というのは、ポケトークに内臓しているSIMでインターネット接続することです。
ただ、3年目に突入しても、自動で課金されることはないので、期限を忘れても料金を請求されることはありません。
ポケトークを購入した当初と同じように、グローバルSIMで使いたい場合、更新手続きをしましょう。
3年目以降でもWi-Fi接続すれば無料で使える
ポケトークW・Sを購入してから3年目以降は、Wi-Fi(ワイファイ)環境を利用すれば、これまでと同じように使うことができます。
ポケトークW・SのSIMを更新しないで使うには、
- テザリング機能
- モバイル(ポケット)Wi-Fi
- 公衆無線LAN
- 自宅のWi-Fi環境
といった方法で、インターネットに接続して利用します。
デザリング機能は、電話会社(ドコモ、au、ソフトバンクなど)によって、オプション契約になっている場合もあるので、別途契約手数料がかかります。
モバイルWi-Fiは、既に契約していて利用中なら問題ありませんが、ポケトークW・S(グローバル通信なし)のために契約するとなると「月額2,000円〜4,000円程度」かかるので、あまりおすすめできません。
結果的に、ポケトークW・S(グローバル通信なし)を無料で使うには、「フリースポットの公衆無線LANを使う」か、「自宅のWi-Fi環境で使う」ことしかできなくなってしまいます。
なので、3年目以降もポケトークの利用頻度が多い場合は、グローバルSIMを更新して使うのがおすすめですね。
ポケトーク(POCKETALK)W・Sに必要な費用(オプション、更新料)
ポケトークは、基本的に購入してしまえば2年間は月額などの費用がかからずに利用できます。
通信費(グローバル通信なしWi-Fi)
ポケトークW(グローバル通信なし)を購入する場合、スマートフォンのテザリング機能など「インターネットに接続するための環境」を用意する必要があります。
モバイルWi-Fiでも問題ありませんが、月額料金を抑えて使用するなら「テザリングオプションを利用」するのがおすすめです。
キャリア | 月額料金 (税込) | 契約有無 |
---|---|---|
ドコモ | 無料 | 不要 |
au | 550円 (無料プランあり) | 必要 |
ソフトバンク | 550円 (無料プランあり) | 必要 |
LINEモバイル | 無料 | 不要 |
ワイモバイル | 無料 (対象外機種あり) | 不要 |
また、テザリングオプションを利用すると、スマートフォンとポケトークW・Sが「通信を共有すること」になりますので、多少通信量(ギガ数)が増える可能性があります。
ですが、ポケトークW・Sで1回翻訳するための通信量は「およそ100KB(1日通信量上限100MBで1,000回翻訳可能)」ですので、スマートフォンと併用して利用しても負担になる通信量ではありません。
ポケトークW・S(グローバル通信なし)だとしても、テザリングオプションを活用すれば、月額料金もそれほど気になることはないでしょう。
2年後グローバルSIMの更新費用
ポケトークW・Sは、本体価格に通信費が含まれているため、2年間は通信費などランニングコストを気にせず使い放題です。
ですが、2年が経過して3年目に突入すると、ポケトークW・Sに内臓されているグローバル通信SIMはインターネット通信が出来なくなります。
ですので、このまま同じようにポケトークW・Sをグローバル通信で使いたい場合は、継続期間によって更新料金が必要になります。
グローバル通信 を延長する期間 | オンラインでの 延長手続き | プリペイドカード 購入による延長 | 物理SIMカード 購入による延長 |
---|---|---|---|
2週間 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) | ー |
1年間 | 4,950円(税込) | 5,500円(税込) | ー |
2年間 | ー | 11,000円(税込) | 11,000円(税込) |
ポケトークW・Sは、2年後に契約が切れて更新しなかったとしても、Wi-Fi接続なら利用することが可能です。
テザリングオプション代は、月額約550円(税込)ですので、年間6,600円(2年間13,200円税込)程度で済みますし、ポケトーク以外にもパソコンやゲーム機などを接続することもできるので、使い方次第でとても便利に利用できます。
ですので、初回購入時はポケトークW・Sを購入し、2年後ポケトークの利用頻度によって更新するかどうか検討するのがおすすめです。
ワイド延長保証サービス(3年間)
ワイド延長保証(3年間)は、通常保証1年間に加えて、落下・水没など過失による故障を保証してもらえるサービスです。
通常保証1年間は、自然故障のみ対象ですので、ポケトーク利用者が誤って故障させてしまった場合は保証対象外となってしまいます。
ワイド延長保証に加入しておくと期間内に2回と限りはありますが、交換手数料5,500円(税込)で修理または交換してもらうことが可能です。
私は、ポケトークWを購入してワイド延長保証に加入しましたが、保護フィルムやケースを付けておけば落下させてしまっても、簡単に故障することはないでしょう。
水没の危険性がある場合は、ワイド延長保証サービスへの加入が必要かもしれませんが、「専用ケース」、「画面保護シール」、「ストラップ」などで、ポケトークW・Sをしっかりと保護しておけば加入しなくても良いかもしれませんね。
まとめ(ポケトーク(POCKETALK)W・Sにかかる維持費は無料)
ポケトーク(POCKETALK)W・Sの維持費について解説してきました。
ポケトークW・Sは、基本的に購入してしまえば、2年間は維持費(月額、年会費など)が発生することはありません。
ですが、3年目以降も同じように使いたい場合は、グローバルSIMを更新するための手数料がかかります。
ただ、3年目以降もWi-Fi接続すれば、今までどおりポケトークを使うことができます。
なので、ポケトークのグローバルSIM(内臓SIM)を更新するかどうかは、3年目になる頃に検討すれば問題ありません。
グローバルSIMの更新をするかどうかは後から決めることができるので、安心してポケトークを始めることができます。
この機会にポケトークを購入して、いろんな方とコミュニケーションができる生活を始めてみましょう!